「個人開発でアプリを公開したいけど、毎月いくらかかるんだろう」
「アプリを増やしたら、そのぶんサーバー代も増えていくのかな」
私も最初はここで止まっていました。
調べても出てくるのは「サーバー代は月◯円です」という単体の話ばかりで、アプリを何個も公開したら結局いくらになるのかが分からなかったんです。
私は元看護師で、独学でWeb業界に入りました。
エンジニアとして働いた経験はなく、Claude Codeを使いながら個人でWebアプリを作っています。
2026年7月現在、公開しているアプリは7つです。
それぞれのWebアプリの開発ログ👇
Photo Timeline
(ビフォーアフター画像などコラージュ画像編集アプリ)

MedTimer
(次に飲む薬の時間がわかるお薬タイマー)

Image Crop Studio
(簡単にトリミングができるアプリ)

お出かけ準備チェッカー
(シーンや気温気候など条件を入れると服装や持ち物がわかるアプリ)

Font & Color Checker
(画像からカラーコード、サイトからフォントがわかるアプリ)

AIプロンプト図鑑
(AIに送るプロンプトを簡単に作れるアプリ)

QuickAiMemo
(AIに送る前に整理するメモアプリ)

この7つ、全部エックスサーバーのサブドメインに置いています。
先に結論を書いてしまうと、サーバー代とドメイン代を合わせて年間1万円ちょっとでした。
7つで割ると、1アプリあたり月120円くらいです。
思っていたよりずっと安かったので、その内訳と、なぜこの形に落ち着いたのかを共有していきます!
個人開発アプリ7つ分、実際にかかった費用の内訳
まず、私が実際に払っている金額をそのまま出します。
| 項目 | 支払い金額 | 月あたり |
|---|---|---|
| エックスサーバー スタンダードプラン(24ヶ月契約) | 約16,000円 / 2年 | 約670円 |
| お名前.com 独自ドメイン(1年・自動更新) | 約2,300円 / 年 | 約190円 |
| Claude Code(Proプラン) | 約44,000円 / 月 | 約3,700円 |
| Firebase(MedTimerのログイン機能で使用) | 0円 | 0円 |
| 合計 | – | 約4,560円 (サーバードメインだけだと約860円) |
※金額は割引が適用された実際の支払い額です。ドメインの更新費は取得したドメインの種類によって変わります。
開発ツールの費用としてClaude Codeがあります。私はProの月額プランで申し込んでいるので、月22ドル(約3,700円)ほどかかります。
これはドル建てなので毎月変動します(2026年7月時点)。
また、年額プランもあるので、そうすると月に支払う費用は安くなります。
サーバー代とドメイン代だけで見ると、年間で約10,300円。
アプリ7つで割ると1つあたり年1,470円、月120円くらいの計算になりました。
AIを使わない場合はかなり安く作ることができます。
アプリが増えても、サーバー代は増えていません
ここが一番お伝えしたい部分です。
アプリを1つ作るたびに何かを契約し直したことは、一度もありません。
エックスサーバーはサブドメインが無制限に作れるので、1契約の中でアプリをいくつ増やしても、追加費用はゼロです。
1つ目のアプリを公開したときと、7つ目を公開した後で、支払っている金額は変わっていません。
サーバーを選ぶときに、私が見た2つの軸
いろいろ比較しましたが、個人開発でアプリを公開する目的なら、見るところは絞れると思います。
軸1:サブドメインが無制限に作れるか
個人開発は、作ったものが少しずつ増えていきます。
そのたびにドメインを買っていたら、1つ2,000円前後としても、7つで年間14,000円。
サーバー代より高くなってしまいます。
サブドメインなら、medtimer.○○○.com のような形でアプリごとにURLを分けられて、費用はかかりません。
ここは各社の機能一覧で「サブドメイン 無制限」「マルチドメイン 無制限」と書かれているかを確認しておくといいと思います。
格安プランだと、ここに上限が設定されていることがあります。
軸2:詰まったときに、検索して情報が出てくるか
これは私が実際に困った部分です。
サーバーの設定で不具合が起きたとき、独学だと頼れるのは検索とAIしかありません。
そのときに「サービス名+エラー内容」で検索して、記事が1本も出てこないという状態がどれだけ心細いか、経験するまで分かっていませんでした。
利用者が多いサービスは、それだけで解決の速度が変わります。
安さだけで比べていると、この軸は完全に見落とします。
そもそもアプリの公開先は、大きく3つに分かれます
料金の比較に入る前に、公開方法そのものの分類を整理しておきます。
| 方式 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| レンタルサーバーのサブドメイン | 月200〜1,500円ほど | WordPressブログも一緒に持っている人 |
| 無料のホスティングサービス | 0円〜 | アプリ単体で完結させたい人 |
| VPS | 月600円ほど〜 | サーバーを自分で構築したい人 |
私が使っているのは一番上の方式です。
もともとブログ用にレンタルサーバーを契約していたので、そこにアプリを間借りさせる形が一番安く済んだという、消極的な理由でもあります。
無料のホスティングサービスも調べた範囲では選択肢に入りましたが、私はブログと管理場所を分けたくなかったので選びませんでした。
VPSは、調べた範囲ではOSの選択やソフトウェアのインストールが自由にできる代わりに、サーバーの管理を自分でやることになるようです。
私はそこまでやっていないので、ここでは触れるだけにしておきます。
私が格安サーバーから乗り換えた話
いまはエックスサーバーですが、最初に契約したのはリトルサーバーでした。
ワードプランを12ヶ月契約で2,574円。
月に直すと214円です。
この安さは本当にすごいと思っていますし、いまも解約せずに持っています。
ただ、使っているうちに困ったことがありました。
不具合が起きたときに検索しても、情報がほとんど出てこなかったんです。
公式のマニュアルはあるのですが、「自分と同じところでつまずいた誰かの記事」が見つからない。
ここでかなり時間を取られて、乗り換えを検討しました。
安さで選ぶときに見落としがちなのは、月額の差ではなく解決にかかる時間のほうだと思いました。月に500円の差は年間6,000円ですが、原因の分からないエラーに半日つぶれるほうが勿体無いと思います。
静的なサイトを置くだけの用途や、テスト環境として使うなら、この価格帯でSSHやCronまで使えるのは正直かなり優秀だと思います。
とはいっても、私は詰まったときに自力で調べて進めたいタイプだったので、利用者の多いサーバーのほうが合っていました。
レンタルサーバーの料金比較(安い順)
個人開発でアプリを置く前提で、候補になりそうなサーバーを安い順に並べました。
私が実際に契約しているのはエックスサーバーとリトルサーバーの2つで、それ以外は公開情報をまとめたものです。
※実売の目安は執筆時点の概算で変動します。
※長期契約とキャンペーンの適用が前提の金額です。1ヶ月契約にすると、どのサービスもかなり上がります。
この表を作っていて分かったのは、サブドメインが無制限かどうかで見ると、価格帯による差がほとんどないということでした。
ロリポップのライトプランのように上限が決まっているケースはありますが、200までなら個人開発では当分足りると思います。
つまり「アプリをたくさん置きたいから高いサーバーにしなくては」ということは、なさそうです。
目的別に見た選び方
とにかく安く始めたい場合
月200円台から使えるリトルサーバーは、この価格帯では珍しくSSHやCronが全プランで使えます。
私が実際に契約していたのはワードプランで、12ヶ月2,574円でした。破格!
ただ前述のとおり、詰まったときに参考になる記事が少ないという点は先に知っておいたほうがいいと思います。
初めてサイトを作る方や、静的なアプリを置くだけ、あるいは本番とは別のテスト用として持っておく使い方なら、この安さは強いです。

WordPressブログもアプリも1契約にまとめたい場合
私が現在契約しているのがこの形です。
エックスサーバーのスタンダードプランを24ヶ月契約にして、約16,000円でした。
ブログを置いているサーバーの中に、サブドメインでアプリを7つ並べています。
管理画面が1つで済むので、どこに何を置いたか分からなくなることがありません。
移行してから、サーバー側で原因が分からずに止まったことは今のところ起きていません。
下のリンクから申し込むと、私の紹介経由になります。

法人での利用を検討している場合は、こちらが窓口になります。

速度と最新の環境を重視したい場合
シンレンタルサーバーは、エックスサーバーの技術をベースにした新しいサービスです。
調べた範囲では、最新技術を先に取り入れる方針で運営されていて、処理速度の面を前面に出しています。
キャンペーン中はベーシックプランが月500円台まで下がることもあるようです。

ドメインとサーバーをまとめて管理したい場合
私はドメインをお名前.comで取得して、サーバーはエックスサーバーという、分けた状態で使っています。
これは順番に契約していった結果そうなっただけで、正直なところ管理は分かれています。
ConoHa WINGやロリポップ、お名前.comのレンタルサーバーには独自ドメインが無料で付く特典があるので、これから始めるなら最初からまとめてしまうほうが分かりやすいとは思います。
ConoHa WING👇

ロリポップ👇

お名前.comのレンタルサーバー👇

ドメインだけを先に取っておきたい場合は、こちらから取得できます👇

契約する前に確認しておきたいこと
サブドメインの上限:無制限か、何個までか
契約期間と更新後の金額:初回だけ安く、更新から通常価格に戻るケースが多い
自動更新になっているか:私はドメインもサーバーも自動更新にしています。うっかり切らすほうが怖いためです
無料の独自ドメイン特典の条件:サーバーを解約すると特典も終わることがある
無料お試し期間:管理画面の使いやすさは、触ってみないと分かりません
特に見落としやすいのが、更新後の金額です。
比較表に並んでいる安い金額は、たいてい初回のキャンペーン価格です。
2年、3年と続ける前提なら、通常価格のほうを基準に見ておかないと、更新のときに驚くことになります。
よくある質問
Q. Firebaseは無料のまま使えますか?
私はMedTimerというアプリでログイン機能を実装するときに使いましたが、いまのところ無料の範囲で収まっています。
個人開発で、利用者がまだ多くない段階であれば、無料枠に収まることが多いようです。
→ 私は課金が発生したことは一度もありません(2026年7月時点)。
ただし、これはアクセス数や使う機能によって変わる部分なので、公式の料金ページで無料枠の条件を見ておくのが確実だと思います。
Q. サブドメインは何個まで作れますか?
私が調べた範囲では、主要なレンタルサーバーは無制限としているところがほとんどでした。
比較表の中では、ロリポップのライトプランだけ独自ドメインの数に上限があります。
私は現在7つ使っていますが、上限を意識したことはありません。
Q. WordPressブログと同じサーバーにアプリを置いても大丈夫ですか?
私はブログとアプリ7つを同じ契約の中に置いていて、いまのところ問題は起きていません。
ブログのほうが重くなるようなアクセスがあれば話は変わりますが、個人開発の規模ならまず気にしなくていいと思います。
サブドメインの作り方や、実際にアプリを公開するまでの手順はこちらにまとめています。
▼▼ここにサブドメイン設定/アプリ公開手順の記事の内部リンク▼▼
まとめ
個人開発でWebアプリを7つ公開して、実際にかかっているのはサーバー代とドメイン代で年間1万円ちょっとでした。
内訳はエックスサーバーのスタンダードプランが24ヶ月で約16,000円、お名前.comのドメインが年約2,300円、Firebaseは無料枠のまま0円です。
この金額が思ったより低く収まった理由は、アプリごとにドメインを買わず、サブドメインで増やしていったからの一点に尽きます。
だからサーバーを選ぶときに見るべきなのは、サブドメインが無制限かどうかと、詰まったときに情報が見つかるかどうかの2つだと思っています。
費用を最優先にするなら、月200円台から使えてSSHまで通るリトルサーバーは強い選択肢です。私も最初はここでした。
ただ、独学で調べながら進めるなら、私はエックスサーバーに移ったあとのほうが手が止まらなくなりました。ブログとアプリを1つの管理画面にまとめられたのも、続けるうえでは大きかったです。
速度や最新環境を優先したいならシンレンタルサーバー、ドメインとサーバーを最初からまとめたいならConoHa WINGやロリポップ、お名前.comのように独自ドメイン無料の特典が付くサービスが分かりやすいと思います。
個人開発は、始める前は「お金がかかりそう」というイメージが先に立ちます。
でも実際に自分の支払い明細を並べてみたら、コーヒー数杯分でした。
同じところで足踏みしている人の判断材料になったらうれしいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。