「3秒で今日のきぶん」というiPhoneアプリを、App Storeで公開しました。
その日の気分を10段階から選んで保存するだけの、シンプルな気分記録アプリです。
公開までに申請でつまずいた話は、別のシリーズ記事に7本書いています👇
【初心者】気分記録アプリ、公開への道①|進め方とExpo Go

【初心者】気分記録アプリ、公開への道②|Expo で React Native アプリを作り、iPhone 実機に表示するまで

【初心者】気分記録アプリ、公開への道③|Expo Go つまずいた iPhone 表示確認

【初心者】気分記録アプリ、公開への道④|データベース「日付」の取り扱い|SQLiteとMySQLの違い

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑤|スクリーンショット画像作るの大変だった

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑥|屋号で登録|Apple Developer Programの登録で「個人」を選んでしまった|D-U-N-S番号取得までの流れ

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑦|Expo Goのあと、iOSアプリを審査に出すまでの全手順

なのでこの記事では、そもそもなぜ作ろうと思ったのかと、実際の使い方を中心に書いていきます。
作ろうと思ったきっかけ
記録アプリがどれも続かなかった
体調を崩したときに、気分の変化を目に見える形にしたくて、いくつかの記録アプリを使っていました。
初めは意気込んで始めるのですが、そのうち記録するのを忘れてしまったり、入力するのが面倒になってしまったりして、どれも続きませんでした。
気分と出来事を照らし合わせるのが手作業だった
記録が続いている間は、自分でも変化がわかります。
気分が落ち込んでいる日と、その前後にあった出来事(熱、頭痛、腹痛、環境の変化など)を照らし合わせて、何が要因になっているのかを確認していました。
思い当たる要因がないのに落ち込んでいる日がある、ということも、見比べてはじめてわかります。
ただ、当時使っていたアプリでは気分と出来事を一括で確認できなかったので、自分で書いていた日記とわざわざ突き合わせる必要がありました。
この手間をなくしたかったのが、作ろうと思ったいちばんのきっかけです。
「3秒で今日のきぶん」でできること
まず、最初に通知時間の設定画面が出てくるので、iPhoneの設定の「通知」はONにしてください!
まずは10段階評価だけ。それだけで保存できます
記録のつけ忘れと面倒くささをどうにかしたかったので、最低限、10段階評価を選ぶところだけを強調して、そのまま保存できる作りにしました。
きぶんの入力画面では、その日の気分を10個にわかれているボタンを押すと、表情が出てきます。その後に「保存」を押すとその日の気分が登録されます。

10段階評価は気分の変化を見るうえで中心になる記録なので、それだけ入っていればグラフやカレンダーで変化を目で追うことができます。

メモを追加する機能はあえて目立たない位置に置いて、入力の負担を感じにくいUIにしました。

無理なく続けられること、負担を感じないやさしいデザインであることを意識しています。
詳細情報も入れることができる
このアプリは3秒で記録できることをモットーにしていますが、時間をかけることができる時は、詳細情報を一度に入れることができます。
【詳細情報の入れ方】

(1)iPhone画面に出てくる通知をタップ(指定した時刻に通知が届きます。)
(2)10段階評価
(3)保存するボタンではなく、「詳細を入力する」ボタンをタップ
(4)ここでメモやタグを入力することができます!
タグで、頭痛や環境の変化と結びつける
日記と突き合わせていた作業をアプリの中で完結させたかったので、頭痛や腹痛、家族・恋人といった、気分の変化のきっかけになりそうなものをタグとして記録に紐づけられるようにしました。
タグは自分でオリジナルのものを追加できます。
【タグの追加の仕方:すでに入力されているきぶん入力画面から】
(1)きぶん入力画面の下にある「メモ・タグを編集する」ボタン(初めて入力する場合は「詳細を入力する」)をタップ

(2)メモを入力する画面の下に、タグを入れるところがあるため該当するタグをタップ
(3)該当するタグがない場合はその下に「+タグを追加」というところでオリジナルのタグを追加できる

【タグの追加の仕方:設定画面から】
(1)下のタブの「設定」をタップ
(2)「タグを管理する」ボタンをタップ
(3)タグの追加、並び替え、アーカイブ、削除ができる

使っていくうちに、より自分に合ったアプリになっていくと思います。
通知の時間は自分で決められる
記録を忘れてしまう問題に対しては、毎日決まった時間に記録の通知が届く機能を付けました。
時間は好きなタイミングを設定できます。

通知にでるメッセージもアレンジできます!オリジナルを設定して気分をあげることができます。

グラフとカレンダーで変化を見る
入力した10段階評価は、グラフとカレンダーで振り返ることができます。
落ち込んでいる時期と、そこに紐づいたタグを並べて見られるので、要因を探すときの手がかりになります。

グラフでは、週、月、3ヶ月、年で見ることができます。
それぞれの平均きぶんもみれるため、季節によっての違いなども知ることができます。

過去の日付もあとから記録できる
過去の情報もカレンダーページであとから入れられるようにしました。
データが多いほどグラフの変化もわかりやすくなるので、埋めていくこと自体が達成感につながりそうだなと思っています。
【追加方法】
追加したい日付をタップして「この日を記録する」ボタンをタップ

【編集方法】
カレンダー画面から編集したい日付をタップして「編集する」ボタンをタップ

PDFに書き出して、診察のときのメモがわりに
記録はPDFに書き出せます。
診察にかかるときに事前に印刷しておけば、そのままメモがわりになります。
印刷したものを見てもらえれば、家族に自分の状態を知ってもらう機会にもなるのではないかと思いました。

実際の出力👇

機種変更に備えた、書き出しと読み込み
せっかく続けた記録が機種変更で消えてしまうのは悲しいので、インポート・エクスポート機能も付けました。
書き出したデータを新しい端末で読み込めば、記録を引き継げます。

記録は端末の中だけに保存しています
大切な記録をサーバーに上げることはありません。
データは端末内のみに保存される仕組みになっています。
使った技術と、つまずいたところ
アプリはReact Nativeで作り、開発中の動作確認はExpo Goで行いました。
作っている中でいちばん苦戦したのは、通知をタップしたときに、そのまま気分の入力画面が開くようにするところです。
別の記事にまとめています。

公開までの記録は7本のシリーズにしています
Expo Goでの表示確認から、D-U-N-S番号の取得、審査に出すまでの流れは、つまずいたところも含めてシリーズ記事にしました。
【初心者】気分記録アプリ、公開への道①|進め方とExpo Go

【初心者】気分記録アプリ、公開への道②|Expo で React Native アプリを作り、iPhone 実機に表示するまで

【初心者】気分記録アプリ、公開への道③|Expo Go つまずいた iPhone 表示確認

【初心者】気分記録アプリ、公開への道④|データベース「日付」の取り扱い|SQLiteとMySQLの違い

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑤|スクリーンショット画像作るの大変だった

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑥|屋号で登録|Apple Developer Programの登録で「個人」を選んでしまった|D-U-N-S番号取得までの流れ

【初心者】気分記録アプリ、公開への道⑦|Expo Goのあと、iOSアプリを審査に出すまでの全手順

ダウンロードと、不具合のご連絡について
App Storeで公開しています。
個人で作ったアプリなので、私が気づけていない不具合が残っている可能性があります。
動きがおかしいところや、うまく保存できないところを見つけた場合は、お問い合わせページから連絡をいただけると助かります。
いただいた内容は、今後の修正の参考にさせていただきます。
まとめ
「3秒で今日のきぶん」は、記録が続かなかった自分がつまずいたところを、そのまま埋める形で作ったアプリです。
10段階評価だけで保存できること、タグで出来事と結びつけられること、通知で記録のタイミングを作れること。
この3つが、私が別のアプリを続けられなかった理由への答えになっています。
記録はすべて端末の中に残り、PDFやデータの書き出しで外に持ち出せます。
公開までの道のりは決して順調ではありませんでしたが、こうして形になって、ひとまずほっとしています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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